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振動センサの取付方法

高周波応答の精度は、センサ用に選択した取り付け方法に直接影響されます。
一般的に、センサと機械表面の間の取り付け表面積の接触が大きいほど、高周波帯域の精度が高くなります。

高周波応答は、指定されたセンサと(システムとしての)取り付け方法に左右されます。ネジ取り付け(またはエポキシ接着剤取付)では機械上の加速度センサの接触面が最大化されるため、センサの高周帯域の測定が可能になります。逆に、プローブ先端に取り付けられたセンサは、機械表面と接触する表面積が非常に小さく、500 Hzを超える高周波精度はほとんど得られません。

低周波応答は、センサの取り付けシステムの共振や取り付け方法に基づいていないため、上記で説明したすべての手法によって正確に取得できます。低周波振動を測定する能力は、特定の低周波を測定するセンサの指定された能力の関数であり、選択された取り付け方法には依存しません。

下の表は、利用可能な取り付け技術の範囲と、それに対応する周波数応答の期待値に関する一般的なガイドラインを示しています。