無線式温度監視システム【WTM】
長距離の無線伝送が可能な熱電対温度計測システム。
測定用途に応じて柔軟にシステムを構築します。
概要
木質系バイオマノス燃料などは、加熱が一切ない状態で物質の温度が発火点まで昇温し発火することが知られている。これは微生物反応・酸化反応、水分吸着等によるが原因と考えられている。無線式温度監視システムは、熱電対棒をバイオマス燃料に挿入し自然発火現象の初期段階の温度監視を行うものである。
特長
- 920M帯(LoRa)無線機を使用(最大500mの長距離伝送が可能)
- 子機は、熱電対棒(温度センサ)と一体構造(コネクタ直接続)
- 市販電池(CR123A)を採用(1年間以上の連続使用可能)
- 最大200台の子機の監視が可能
- 屋外設置の場合、GPSを搭載し子機の位置表示が 可能(オプション)
- PC用監視ソフト
複数の建屋での温度監視、無人現場での監視(異常時には警備会社に通報等)対応
システムのニーズに合わせて、柔軟に対応します。
用途
- バイオマス発電用チップの温度監視
- 貯炭場の遠隔温度監視
- 産業廃棄物処理場の温度監視